安田 洋祐(やすだ ようすけ)

1980年生まれ。2002年東京大学経済学部卒業、2007年プリンストン大学経済学部よりPh.D.(博士号)取得。同年8月から政策研究大学院大学助教授。

専攻はゲーム理論、産業組織論、マーケットデザイン。学部卒業時、最優秀卒業論文に与えられる大内兵衛賞を受賞し、卒業生総代となる。

2011年には、国際的な査読論文誌American Economic Reviewにて論文を公刊。学術研究だけでなく、マーケットデザイン分野の知見を実社会の制度設計に活用するため、国内外の研究者・機関と協力しながら、その実践的応用にも力を注いでいる。傍らで、学外でのレクチャーやマスメディアを通した一般向けの啓蒙にも取り組んでいる。

編著に『学校選択制のデザインゲーム理論アプローチ』(NTT出版、2010年)、『改訂版 経済学で出る数学』(日本評論社、2013年)、共著に『日本の難題をかたづけよう経済、政治、教育、社会保障、エネルギー』(光文社、2012年)など。