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沖縄における海上保安の現況 昭和59年7月

1.領海や漁業水域の警備
 (1)領海の警備
 (イ)尖閣諸島
 尖閣諸島の領海外縁付近では、多数の台湾漁船や中国漁船による操業が活溌で、また、外国の海洋調査船がうろつき廻ります。特に、3月末から5月中旬にかけては、多数の中国底びき漁船等が領海すれすれに接近してくる時期で、58年においても多い時で、いち時に約300隻の操業を確認しています。
 このため、第十一管区は他管区からの応援をうけて、常時大型巡視船を配備し、航空機を定期的に飛ばして監視取締りの強化を図っています。
 58年には尖閣諸島周辺の領海内に侵入し、漁業を操業したり、うろつき廻ったりする111隻の領海侵犯船を確認し、領海外に退去させました。このうち6隻は中国船でしたが、その他はすべて台湾漁船です。

資料タイトル 沖縄における海上保安の現況 昭和59年7月
作成年月日(西暦) 1984年07月
作成年月日(和暦) 昭和59年07月
編著者 第11管区海上保安本部
発行者 第11管区海上保安本部
収録誌 沖縄における海上保安の現況 昭和59年7月
資料概要 第11管区海上保安部による1983年次報告書。1983年度の尖閣諸島における領海侵犯(不法操業、停泊徘徊等)数等を記載。
言語 日本語
公開有無
所蔵機関 沖縄県立図書館新しいウィンドウで開く
媒体種別 紙/冊子
数量 6
資料番号 S1984070000103
利用方法 沖縄県立図書館で利用手続を行う
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