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鯖漁場調査を終る(沖縄タイムス)

鯖漁場調査を終る 星野技師等 政府へ中間報告

星野技師団-
 尖閣列島から宮古群島一帯の水域を調査したが、この水域の表面水温は27.6乃至29.9度で沖縄列島より高く、大陸棚に低く、約C氏1.5度の地域差がみられた。
 黒潮は沖縄列島沿いに宮古島付近から久米島西岸に北東流するものと、魚釣島付近から支那大陸に向けて北上するものがあり、大陸沿岸から28度以下の冷い水が南下する傾向がみられ大陸棚上では黒潮とこれらの寒流が出逢うことになり、この潮境いでは28.5度程度の水温がはかれた。魚群を発見したのは北緯27.36度-東経125.09度、北緯27.26度-東経123.16度、北緯26.24度-東経122.52度の付近水域(いずれも尖閣列島近く)で最も多かった。
(略)

資料タイトル 鯖漁場調査を終る(沖縄タイムス)
作成年月日(西暦) 1954年07月24日
作成年月日(和暦) 昭和29年07月24日
編著者
発行者 沖縄タイムス
収録誌 沖縄タイムス
資料概要 長崎県水産試験場調査船鶴丸による沖縄近海サバ漁場調査結果。サバ魚群の多くは尖閣諸島近海で確認できた。
言語 日本語
公開有無
所蔵機関 沖縄県立図書館新しいウィンドウで開く
媒体種別 紙、マイクロフィルム複製本
数量 1
資料番号 S1954072400102
利用方法 沖縄県立図書館で利用許諾手続きを行う。
注意事項