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尖角列島訪問記(1)(うるま新報)

尖角(尖閣)列島訪問記(一) 農林省(前八重山高農校長) 高良鉄夫

海岸で鰹の釣れる島

尖閣列島

 無人島といえばみなさんは、すぐ絶海の孤島を思い出し何かしらきみわるく思うでしょう、私はさる四月こん虫さい集のため尖閣列島という無人島に行ってきました、尖閣列島とはどこにあるでしょうか、またどんな島でしょうか。
 八重山の石垣島から北北西に進路をとって行くと一〇馬力、二十五トンの漁船でおよそ十九時間ののちにこの列島の近くにたどりつくことができますが、ちょうど台湾の北方およそ一八五キロメートルにあたっています。
 この列島は魚釣島(うおつりとう)、黄尾島(こうびとう)、北小島、南小島等数個の島から成り立っています。
(略)

関連資料 S1950000000103
資料タイトル 尖角列島訪問記(1)(うるま新報)
作成年月日(西暦) 1950年09月15日
作成年月日(和暦) 昭和25年09月15日
編著者 高良鉄夫
発行者 うるま新報社
収録誌 うるま新報社
資料概要 同資料は1950年尖閣諸島学術調査を実施した元琉球大学学長高良鉄夫が「うるま新報日曜こども版」に記した、子供向けに尖閣諸島の自然を紹介した連載記事である。高良はその後1952年、1953年、1963年、1968年と4回に亘り尖閣諸島学術調査を重ね、その都度琉球大学生らを尖閣諸島に同行させた。
言語 日本語
公開有無
所蔵機関 沖縄県立図書館新しいウィンドウで開く
媒体種別 紙、マイクロフィルム複製本
数量 1
資料番号 S1950091500102
利用方法 沖縄県立図書館で利用許諾手続きを行う。
注意事項