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尖閣郡島事情(琉球新報)

尖閤郡島事情

 尖閣郡島は八重山列島の一にして従来魚釣島と称する無人島なり。之れより東北に十六海里を隔て久場島と称する一島あり。海図に低牙吾蘇島と記せり。何れも異名同島なるべし。古賀辰四郎が官許を得て此処に拓殖事業を企画し、其監督として尾瀧延太郎氏が漁農夫三十余命を引連れ、那覇港を出帆したるは本年五月二十四日。

資料タイトル 尖閣郡島事情(琉球新報)
作成年月日(西暦) 1898年07月17日
作成年月日(和暦) 明治31年07月17日
編著者 尾瀧延太郎
発行者 琉球新報
収録誌 琉球新報
資料概要 「尖閣郡島は八重山列島の一にして従来魚釣島と称する無人島なり(略)古賀辰四郎氏が官許を得て此処に拓殖事業を企画し其監督として尾瀧延太郎氏が漁農夫三十余命を引連れ那覇港を出帆したるは本年五月二十四日(略)」(※便宜上旧漢字は改めた)
尖閣諸島は1895年沖縄県所轄となり、翌1896年8月沖縄県は同諸島の開拓を願い出ていた福岡県出身の海産物商人古賀辰四郎に許可を認め、尖閣諸島を30年間無償貸与した。以降、古賀によって尖閣諸島の開拓が開始される。
言語 日本語
公開有無
所蔵機関 沖縄県立図書館新しいウィンドウで開く
媒体種別 紙、マイクロフィルム複製本
数量 1
資料番号 S1898071700102
利用方法 沖縄県立図書館郷土資料室で利用許諾手続きを行う
注意事項