ブックタイトルイクメンパスポート2017

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イクメンパスポート2017

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イクメンパスポート2017

伝う」感覚でした。子育てを「する」立場になと全体を考えなければなりません。外出前には、粉ミルク、お湯、よだれかけ、ふきん、予備の着替え・オムツ、息子のおしめ確認を全て自分でします。「手伝う」と「する」では全く違うと思うようになりました。この経験や意識の変化が今でも生きています。「男性の育休」は象徴的に扱われますが、取得と関係なく、仕事と両立して子育てを「する」方が多くいらっしゃいます。ただ、私に育所の呼び出しで何度も早退したり、看病のために休んだりしました。妻とどちらが迎えに行くか議論したこともありました。親としての私はこれからが問われます。同僚や上司の理解や協力があっての育休でありますが、迷惑や評価を考えすぎても育休は取得できません。腹を決めて自分の信じる道を進んで欲しいと思います。私自身も子育てがしやすい職場作りを考続け、実践していきます。/妻からのコメント子どもにとっての2つの安全地帯に/父親が育休を取るということは、子どもにとっての安全地帯が2 つできるという素晴らしい結果を生むものと実体験から思っています。子育ては仕事をするのと同じくらい大変な面もあり、また、男性に関しては育休を取得するということ自体が社会的なプレッシャーになることが多いかと思いますが、私たちの場合は、母親・父親の両方が主体的に、同等に、子育てをする機会を持てたことで、両親ともに職場復帰した後のFamily Life が、親にとってだけでなく、息子にとっても充実した幸せなものになっていると感じています。子どもにとって両親と一緒の時を過ごし、絆を強めることができる最初の数年間は、親が考えているよりもずっと重さがあるのかもしれませんね。