ブックタイトルイクメンパスポート2017

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イクメンパスポート2017

先輩イクメンインタビュー1/半人前の専業主夫でも/在英国日本国大使館(文部科学省大臣官房国際課在職中に育児休業を取得)板倉寛(育児休業取得)/私が幼少の頃は、両親共働きで、保育所や学童保育のお世話になっていました。母はフルタイムで働きながら、家事・子育てを全て一人でこなしていました。男性は仕事に集中すべきで、家事・子育てをするのは変わり者。女性は家事・子育てを優先すべきで、仕事なんてとんでもないという価値観が支配していました。女性の仕事と子育ての両立は、仕事を続けることへのプレッシャーと戦いながら、自由時間はなく、睡眠時間を削って初めてできる特別なことでした。私の妻も仕事を頑張っています。社会の価値観が変わる中、結婚直後から妻と相談して身上調書に「機会があれば育休取得希望」と書いていました。 3カ月の育休中は最低限のことをやるだけの半人前専業主夫でした。息子はすくすくと成長してくれたのでそれで良しと思っています。育休終盤には息子にとって私が一番になりました。復職後あっさりと妻が一番になりましたが(笑)。 意識面では育休取得前は子育てを「手