ブックタイトルイクメンパスポート２０１7

概要

イクメンパスポート２０１7

Q.復帰するときのポイントは？／Ａ.早めに状況を把握して、素直に教えてもらう姿勢に。／元のポジションに戻るケースが多いと思いますが、できるだけ早く業務の状況をキャッチアップする必要があります。遠慮せずに同僚からいろいろと教えてもらいましょう。業務だけでなく、職場の人間関係についての情報を集めることも忘れずに。短い期間でも、いろいろ変化していることもあるかもしれません。Q.復帰後、育児にはどのように関わるべき？／Ａ.育児と仕事を両立できるよう、努力あるのみです。／育児休業後も育児は続いていきます。できるだけ早く帰宅し、育児や家事に積極的に関わることが重要です。職場からの理解を得るためにも、限られた勤務時間で効率的に成果を上げるべく、時間の使い方や業務の進め方において自分なりの工夫をしてみましょう。育児を経験すると、同時に様々な作業をこなす『マルチタスクスキル』が身についていきます。このスキルは、復帰後の業務の効率化にも大いに役立つことでしょう。渥美氏からのアドバイス／育児休業を取得すると、育児の大変さがよく分かります。でも、奥様の大変さが分かるからこそ、育児や家事に積極的に関わったり、奥様の話を聞いてあげることができて、結果として、夫婦関係が好転する機会になります。もし奥様が働いている場合は、奥様が見逃した子どもの成長の様子などを知らせてあげることで、二人で育児の喜びや楽しさを共有できます。もちろん、子どもとの親子関係、信頼関係の構築という意味でも、みなさんには頑張って育児休業取得を実現してもらいたいと思います。