ブックタイトルイクメンパスポート2017

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イクメンパスポート2017

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イクメンパスポート2017

Q.育児休業に興味があるけど、まず何をしたらよい?/A.まずは夫婦でよく話し合いましょう。自分の価値観も再確認を。 /自分が育児休業を取得したいと思っても、奥様は違う考えかもしれません。夫婦がどのような家庭像を目指すのか、その中で夫として父親として何ができるのかなど、しっかりと二人で話し合うことが重要です。また、自分自身としっかり向き合い、家庭や仕事において何を大切にするのかなど、価値観を再確認しておくことです。そうしないと、様々な障害や人の意見に流されてしまいます。その上で取得すると決めたら、覚悟を決めて一歩を踏み出しましょう。Q.職場への意思表示はどのタイミングがよい?/A.安定期に入ったら、なるべく早く伝えるべきです。/妊娠が判明してからも、流産の可能性はゼロではありません。早々に周囲に告知したあとに、万が一のことがあると、奥様への精神的なダメージが非常に大きくなります。そのため、つわりが治まり、体調が安定する『安定期(一般的に妊娠5カ月目以降)』に入ってからの意思表示が賢明です。育児休業を取得するとなると、残る職員で業務を引き継いだり、人員を補充するにも時間がかかりますので、できるだけ早く上司などに相談することが重要です。Q.人間関係も含め、うまく職場に戻れるか不安で……。/A.常に感謝の気持ちを持って、 職場に必要な存在を目指しましょう。/育児休業は制度ですから、特に恐縮したり遠慮する必要はありません。しかし、権利ばかり主張するのではなく、業務を引き継いだりサポートしてくれる職場の仲間に、常に感謝の気持ちを伝えることを心がけましょう。また、自分の武器やウリを作って、「この職場にいてほしい」と思ってもらえるよう、日々努力することも大切です。自分が居ても居なくても影響なければ、育児休業は取得しやすいでしょうが、社会人としては良いことではないですよね。