ブックタイトルイクメンパスポート2017

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イクメンパスポート2017

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イクメンパスポート2017

私は朝夕の保育園の送迎のために育児時間を利用しており、その日のシフトに合わせて妻と役割分担をしています。そのため、朝も夕方も私が送迎担当という日も珍しくありません。 しかしながら、朝夕ともパパが送迎する家庭は少数派のようで、今や私は2人の子どものクラスメートたちに顔バレ状態です。ママチャリの後ろに乗った女児から手を振られて慌てて笑顔で返したり、男児から「昨日の夜、お弁当屋に行ったで脳裏に焼き付けておきます。 また、園の行事や地域のイベントにも可能な限り子連れでの参加を心がけています。すると、地域への愛着も生まれてきました。従来の自宅と職場を往復するだけの生活では得られなかったものです。 私は育児時間取得で仕事と育児の両立を目指しています。そして今の一瞬一瞬を一生の宝物にしたいと考えています。次は、皆さんが宝物と出会う番です!しょ!」と夕飯手抜きの現場目撃証言を受けたりと、私の立ち寄るスポット各所で小さな記者に目撃されており、近所で気軽に手抜きができなくなりました。 育児時間のおかげで保育園に顔を出す機会が多いため、先生方から子どもたちの様子をつぶさに伺うことができ、我が子の成長を実感することもしばしば。何より嬉しいのは、夕方のお迎えで姿を見つけると満面の笑みで走り寄ってくる子どもたちを見られることです。このかわいい光景は一生妻からのコメント家族のためにファイト! 夫が家事と育児で主体的な役割を担っていくことが私の職場復帰のための必須条件でした。育児時間を取得すると夫婦で相談して決めた後も「果たしてこの人がどこまで…」という不安はありましたが、これを機会に夫に父親としてもっと成長してほしく、希望を託しました。私が夜勤の日は特に気がかりでしたが、夫なりに何とかやっているようで最近は少し余裕も出てきているように見えます。 職場の方には多岐にわたりご配慮いただき感謝しています。おかげで子どもたちもパパと長く一緒に過ごせることを喜んでいます。 育児は夫婦で乗り越えていくものです。決して女性任せにせず、男性も責任を持って子どもと向き合ってください。